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【MotoGP2017】第4戦スペインGP D・ペドロサが今季初優勝! Repsol Honda Teamが今季初の1-2フィニッシュ

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MotoGP2017 4-SpainGP
第4戦スペインGPは、今季初のポールポジションを獲得したD・ペドロサ(Repsol Honda Team)が、シーズン初優勝を果たした。ペドロサは、絶好のスタートから一気にペースを上げると、27周のレースで一度もトップの座を譲ることなく、完全なる勝利をあげた。そのペドロサを追走できたのはチームメートのM・マルケス(Repsol Honda Team)だけであり、Repsol Honda Teamの両選手が3位以下に大きなリードを築くレースとなった。

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この日は気温が28℃まで上昇し、路面温度は40℃を超える厳しいコンディションとなった。レースウイークを通じて最もタイヤに厳しい環境となり、マシンのセットアップ、そしてタイヤ選択が明暗を分ける結果となった。今季初優勝となったペドロサは、ヘレスでは最高峰クラスで3度目、MotoGPクラスにデビューしてからの12年で、その3勝を含む9度の表彰台獲得を果たしている。さらに、今シーズンからDucati MotoGPに移籍したJ・ロレンソが3位フィニッシュを果たし、移籍後初表彰台を獲得した。

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週末を通して調子がよかったというペドロサがポールポジションから好スタートを決め、2番グリッドからスタートしたマルケスがそれに続き、4ラップ目にはJ・ザルコ(Monster Yamaha Tech 3)がマルケスをパスして2位に上がるも、バトルの末にマルケスにポジションを奪い返され3位に後退。

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その後、12ラップ目には、8番グリットからスタートし、6ラップ目までに4番手にポジションをあげていたJ・ロレンソ(Ducati MotoGP)にパスされ4位に後退。ロレンソはそのままザルコとのアドバンテージを築き、今期初表彰台となる3位でフィニッシュ。

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開幕2連覇をあげていたM・ビニャーレス(Movistar Yamaha MotoGP)は4番グリッドからスタート。第1コーナーの競り合いでひとつポジションを下げて5番手となり、ザルコに先行を許すなど、5ラップ目が終了するころには9番手まで後退。さらにロレンソにパスされ、A・イアンノーネ(Team SUZUKI ECSTAR)とバトルしながらも、ミスがありイアンノーネとともに、V・ロッシ(Movistar Yamaha MotoGP)とA・ドビツィオーゾ(Ducati MotoGP)にも先行を許す。13ラップ目にはロッシとドビツィオーゾを一気にパスして5番手まで挽回。17ラップ目にはドビツィオーゾに再びパスされ6番手へ後退、そのままチェッカー。

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チャンピオンシップのポイントリーダーであるロッシは、7番グリッドからのスタートを切って6番手で第1コーナーへ。序盤にザルコと競り合い、次にロレンソ、ビニャーレスとバトルする間、徐々に後退したものの、5ラップ目でで5番手へ浮上した。しかしペースをキープすることができなくなり10位でチェッカーを受けた。

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さらに、今季2度目のフロントロー3番手から好スタートを切り、4番手を走行していたカル・クラッチロー(LCR Honda)が、6ラップ目の11コーナーで転倒リタイア。さらに、5番グリッドからスタートしたA・イアンノーネ(Team SUZUKI ECSTAR)は、スタート直後に2台をオーバーテイクし、1コーナーを3番手で通過。序盤は安定したハイペースをキープしたものの、その後タイヤのスライドによりペースを維持できず、10ラップ目の11コーナーで転倒リタイアとなった。

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先週ルマンにて行ったプライベートテストよりニューエンジンを投入したRed Bull KTM Factory Racingチームは、タイムを大幅に改善し、初日の午後に行われたフリー・プラクティクス2ではP・エスパルガロが10番手に入るという、飛躍的な進化を見せた。決勝レースでは15番グリッドからスタートしたP・エスパルガロは、「調子がよすぎて攻めすぎた・・・」と6ラップ目に転倒リタイア。16番グリッドからスタートしたB・スミスが14位にてチェッカーを受けポイントをゲットした。

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また、怪我により欠場したA・リンス(Team SUZUKI ECSTAR)の代役として、テストライダーを務める日本人ライダーの津田拓也が初めてMotoGPに出場。17位フィニッシュとポイントを得ることはできなかったが、完走を果たし、今後のマシン開発に向けての貴重なデータを得ることとなった。

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そして今大会は、1949年6月にイギリスのマン島で初めてチャンピオンシップが開催されてから、MotoGPクラスにて歴史的な通算3000レースを迎えた。初レースとなったのは、6月13日(月)にマン島で開催された開幕戦「ツーリストトロフィー」の350ccクラス。全5戦5勝で初代王者に輝いたのは、ベロセットを駆けて優勝を挙げた、イギリス出身のフレディー・フリース。通算3000レースの内訳は、50ccクラス172レース、80ccクラス47レース、Moto3クラス92レース、250ccクラス716レース、Moto2クラス126レース、350ccクラス‐281レース、50ccクラス580レース、MotoGPクラス264レースとなる。
1000レース目の優勝は、1975年5月にホッケンハイムで開催された第3戦西ドイツGPの50ccクラスを制したアンヘル・ニエト。2000レース目の優勝は、1997年4月に鈴鹿サーキットで開催された第2戦日本GPの500ccクラスを僅少さで制したミック・ドゥーハン。3000レース目の勝者として名を残したのは、D・ペドロサということとなった。

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【MotoGP2017】第4戦スペインGP D・ペドロサが今季初優勝! Repsol Honda Teamが今季初の1-2フィニッシュ originally appeared on Autoblog Japan on Mon, 08 May 2017 23:00:00 EDT. Please see our terms for use of feeds.

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