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日本を代表するスタイリスト祐真朋樹氏がスクランブラーをモードで表現。 Ducati Scrambler TANDEM with Italia Independent レポート!

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Ducati SCRAMBLER
バイク乗りにとって、バイクに乗るときの服装=ライディングウェアにもこだわりを持っている。革ジャン派、ツナギが正装派、ファブリックジャケット派、バイクウェアは着ない派などなど......。車種にもよるけれど、やっぱりバイクに乗ることはどうしてもスポーツであって、さまざまな外的要因から自身の身体を守るために、さまざまな機能が必要となってくる。だから、ライディングウェアとは、スポーツウェアみたいなモノだったりするのだが......。

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こういったバイク業界の常識を全く以て覆すような、目から鱗ともいえるイベントが開催された。


Ducati SCRAMBLER Ducati Scrambler TANDEM with Italia Independent
ドゥカティジャパンによる「Ducati Scrambler TANDEM with Italia Independent」だ。
先に発表されたスクランブラーの限定モデル「Ducati Scrambler Italia Independent」とのコラボをきっかけに、バイクをもっとファッショナブルに! とこれからのバイクのあり方を提案すると共に、バイク業界だけにとどまらず、ファッション業界にもバイクを知って貰おうという、今までにない新しい戦略として行われたのだ。

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会場は、従来のバイク業界のプレス、ディーラーの他に、ファッション業界の方々が溢れかえり、いつものバイク関連のパーティーとは、雰囲気がひと味も、ふた味も違うモノに。良い匂いがした...。会場内には、スクランブラーのニューモデル3台が展示され、その他にコラボレーションを開始したイタリアインディペンデントのサングラス、メカニックによるカスタムデモ、さらには、スクランブラーが展開するポストヘリテージをイメージしたアパレルなどが展示。記念撮影を撮るなど、会場内に人が溢れかえり、移動するのもやっとの状態という大盛況となった。

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Ducati Scrambler TANDEM with Italia Independent
そして、ドゥカティユーザーである著名人も来場。バイク芸人として有名な徳井氏、パンツェッタ・ジローラモさん、さらには昨年の「Warm Blue Day 2015」にて、ブルーに染まったドゥカティを走らせたことをきっかけに、Warm Blue Day 2015を主催したGet in Touch!の理事長でもある女優の東ちづるさんの姿も。ドゥカティアンバサダーとして活躍中のモデル落合さんなどなど、バイク業界で活躍するドゥカティユーザーの女性陣も花を添えた。さすがジローラモさん、イタリアンインディペンデントの限定車がよくお似合いでした。

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そして、今回のイベントの目玉が、日本を代表するスタイリストであり、ファッションエディター祐真朋樹(すけざねともき:写真左 ) 氏とドゥカティジャパンの代表 加藤さんによるトークショー。祐真さんが今回発表したニューモデル3台をイメージとしたコーディネートを披露してくれた。そのコーディネートは「バイクに乗るスタイリングではなく、バイクのイメージで洋服を選んだ」とのことで、さながらファッション雑誌のよう! まさか、バイク業界のイベントでこんなハイスペックなモデルとモードな洋服が登場するとは思ってもいなかった。こんなハイブランドから洋服を借りてこられるというのも、さすがの祐真朋樹 氏......。

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バイクに乗るスタイリングではなかったことに、本音を言ったら少々がっかりしたのだが(だって、有名スタイリストが提案するバイクに乗るスタイルって興味あるじゃないっすか!)、それでも予想していたコーディネートの斜め上を行っていた。バイクのコンセプトに併せて、ストリートに沿ったブランドからのセレクトになるのかと、勝手に想像をしていたのだが、登場したのは、グッチ、ヴァレンティノ、トム フォード、ドリス ヴァン ノッテンといった、まさかのとてつもなく高級とされる海外のブランドたち。確かにドゥカティはイタリアンブランドでセレブ的なイメージとは合致はするが、スクランブラーとなると、もう少し低いラインの方があうのでは......と、思ったりもした。それは、ビーサンと短パン姿でパリの高級ファッションブランドの本店に踏み入れるような違和感。

Ducati Scrambler TANDEM with Italia Independent
が、それは今回の企画意図とは全く異なるお話。
今回のイベントは、上記でも述べたように、ファッション業界へバイクというカッコいいツールを広める意図を持っており、招待客もファッション業界がメイン。それを考えたら、バイクとモードの融合という新しい可能性を、日本のファッション業界に見せてくれた所に感謝したい。それだけ、スクランブラーとは表現が "自由自在" なバイクということでもある。スクランブラーは、普段高級な車に乗っているちょい悪オヤジが、嗜みとして楽しんでいるバイク。というような乗り方もアリなのだと思わせるような提案だった。
トム フォードと言えば、映画「007」のジェームズ・ボンドを演じるダニエル・クレイグが劇中でも愛用しているブランドで、前作の「007/スカイフォール」にて見せてくれたマーケットの屋根をスーツ姿でCRF250Rを駆って走り回る、という姿が印象的だったし、あの姿に随分としびれたバイク乗りも多いのではないだろうか? そんな、バイクとモードの融合という形を今回身近なイベントで表現してくれた、ドゥカティというブランド力にも、とてつもない新しい可能性を感じた。

バイクの乗り方はいろいろあってもいいじゃない、と。


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日本を代表するスタイリスト祐真朋樹氏がスクランブラーをモードで表現。 Ducati Scrambler TANDEM with Italia Independent レポート! originally appeared on Autoblog Japan on Wed, 16 Mar 2016 06:00:00 EST. Please see our terms for use of feeds.

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